2026年新学期:予算、支援制度、準備のポイント
あと数週間で、ランドセルや通学かばんが再び学校へ向かいます。2026年の新学期は、幼稚園から高校まで、すべての地域・学年で 9月1日火曜日 に始まります。落ち着いて準備し、8月末の文具売り場の混雑を避けるには、今から始めるのがおすすめです。日程、学用品、予算、利用できる支援をまとめて紹介します。
2026年の新学期開始日
地域A・B・Cで開始日がずれていた年とは異なり、2026年は 9月1日に全国一斉 となります。公立校および国と契約する私立校のすべての児童・生徒が対象で、幼稚園から高校最終学年まで共通です。教員は1日前の8月31日月曜日に出勤します。
なお、夏休みは 2026年7月5日土曜日に始まりました。新学期を慌てずに準備する時間は、まだ数週間あります。
学年別の学用品:何を用意するべきか
正式な学用品リストは各学校から配布され、通常は7月中旬以降、学校のデジタル教育環境やウェブサイトで確認できます。学校のリストを受け取る前に購入すると不要な物を買う可能性があるため、先走らないことが大切です。
小学校(CP〜CM2)
必要な物は比較的少なく、ノート、鉛筆、筆箱、のり、はさみ、定規などです。CE2やCM1では簡単な電卓を求められる場合もあります。通常、教科書は自治体が支給するため、負担が軽くなります。
中学校(6e〜3e)
ファイル、仕切り、5eから必須となる関数電卓、コンパス、分度器、辞書などが加わります。2026年新学期の注目すべき変更として、 5e向けの新しい数学・フランス語教科書 がcycle 4のカリキュラム改革に伴って導入されます。教育省はこのために2,600万ユーロを確保しており、一部の学校では教科書を直接配布する予定です。
高校(2nde、1re、Terminale)
選択科目や専門分野によっては、必要な物が大幅に増えます。50〜80ユーロのグラフ電卓、芸術・スポーツ・科学用の専用品に加え、理系コースの実習着も必要です。
平均予算:2026年はいくら用意する?
消費者団体がまとめ、複数の最近の調査でも確認されたデータによると、2026年の新学期準備にかかる平均予算はおよそ次のとおりです。
- 小学生1人あたり180ユーロ
- 中学生1人あたり280ユーロ
- 高校生1人あたり320ユーロ
この金額には学用品が含まれますが、衣類、給食費、通学費は含まれません。中学生と小学生が1人ずついる家庭では、学用品だけで簡単に 450〜500ユーロ に達します。
2026年の新学期手当(ARS)
対象となる家庭には朗報です。 新学期手当(Allocation de Rentrée Scolaire、ARS) は毎年8月末に支給されます。2026年は 8月18日ごろ、受給者の口座へ直接振り込まれる予定です。
2026年の支給額は子どもの年齢により次のとおりです。
- 426.87ユーロ :6〜10歳の子ども
- 450.41ユーロ :11〜14歳の子ども
- 466.02ユーロ :15〜18歳の若者
対象になるには、扶養する子どもの人数に応じた所得上限を満たす必要があります。すでに給付を受けている家庭にはCAFを通じて自動的に支給されます。2026年新学期からは、 自動支給の対象が国と契約する私立校の生徒にも拡大されます。これは2025年に公立校のみで行われた第1段階に続く措置です。
知っておきたい点: ARSは実際の始業日とは連動していません。家庭が余裕を持って学用品を購入できるよう、8月に前倒しで支給されます。
学用品を安くそろえる5つのコツ
1. 正式なリストを待つ
学校のリストを受け取る前に、スーパーで売られている「新学期セット」を買うのは避けましょう。まったく使わない物が含まれていたり、サイズ、色、指定ブランドなど細かい条件が異なったりすることがあります。
2. 購入前に手持ちを確認する
鉛筆、定規、はさみ、コンパスなど、前年の学用品にはまだ使える物が多くあります。事前に少し整理するだけで、支出を30〜40%減らせる可能性があります。
3. オンラインと実店舗の価格を比較する
Amazon、Cdiscount、Fnacなどの大手通販サイトは、電卓、ファイル、事務用品を競争力のある価格で販売することがよくあります。一方、実店舗の大型スーパーは7〜8月にノートやペンなどの消耗品を大幅値引きする場合があります。
4. 夏のセールを活用する
夏のセールは通常8月初めに終了します。8月最終週に価格が急上昇する前に、衣類や通学かばんを割引価格で購入する好機です。
5. 共同購入を調べる
保護者会によっては、交渉した価格で学用品をまとめて注文しています。学校の保護者評議会に確認してみましょう。
2026年に知っておくべき教育上の変更
2026年新学期には、教育現場でいくつかの重要な変更があります。
- 5eの新カリキュラム: フランス語と数学で、新しい教科書と見直された学習進度が導入されます。
- スクールカウンセラーと学校看護職を増員: 2026年予算では、生徒支援を強化するため300人分の追加ポストが予定されています。
- インクルーシブ教育を強化: 障害のある生徒を支援するため、2,000人分の追加ポストが設けられます。
- 教員配置率を改善: 2026年新学期は生徒100人あたり教員6.24人となり、2017年の5.46人から引き続き改善しています。
まとめ
2026年の新学期は9月1日に始まりますが、準備は今から進めるのが賢明です。7月中旬に予定される正式なリストを待つ間に、前年の学用品を整理し、夏のセールを確認し、8月18日に支給予定のARSの対象かどうか調べましょう。少し計画するだけで、家計を圧迫しすぎず、ストレスの少ない新学期を迎えられます。
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